- 商 号
- 農業生産法人 有限会社 津南高原農産
- 住 所
- 〒949-8311
新潟県中魚沼郡津南町大字中深見丁114 - 連絡先
- 電話:025-765-4448
- Fax:025-765-3377
<新型コロナウイルス感染症対策について>
・当社は高原の開放的な田園地帯に位置しております。
・工場では安全・衛生管理の元、注意を払い作業に努めております。
・従業員は必要に応じ休暇を取り、ライフワークバランスの向上を重視しております。
・厚生労働省発表「新型コロナウイルス感染症対策の見解」の基本戦略に則り感染抑制に協力して参ります。
当社は新潟県の最南端に位置する津南町で生まれました。
津南町は信濃川の流れによりつくられた河岸段丘を特徴とする地です。
苗場山の頂上から川岸まで、その高低差による寒暖の差からうまれる恵みを受けて人々は生きてきました。
春は啓蟄の、雪どけの始まる頃に蕗の薹が顔を出します。
夏は大暑にさしかかる、ごくひと時の灼熱の中で向日葵が太陽を追います。
秋は霜降の、肌寒い風に秋の麒麟草が揺れます。
冬は立春に、凜とした寒さの中で雪の結晶が美しく輝きます。
生活するには手強く映る気候ではありますが、旧石器時代の遺跡をはじめとする縄文土器は 力強いエネルギーそのものを今も放っています。
遡ること四十年近く前のことです。
よりよい未来のために昼夜を問わず働くお父さんがおりました。
お父さんの体を気遣い、授かった命を健やかに育たいと思案するお母さんがおりました。
その熱意によって、おっかなびっくり始まった農産物を「たべもの」にするお仕事は
いつの間にか北海道から沖縄まで広くたくさんの方からお声をいただくようになりました。
悠久の時の流れの中で、私たちは皆それぞれに過去と未来の橋渡しをしています。
どのような地形や天候にも対応できるよう賢く考えていく必要があります。
丈夫でしなやかな橋を作るにはどうしたらよいでしょう。
大抵は自分の居場所をよく確認して目標と構造を定め、橋の材料を吟味して組み立てていきますね。
混沌としていた闇夜から太陽の光が差し掛かる夜明けへ、生命の時代へと世の中は変わってきています。
これから生を承け未来へと進んで行く人々に、私たちは何を託せるでしょうか。
調和を以てできることからあらたな未来をひらく。
そんなことを心の片隅に置きながら私たちは歩いて行きます。